京都支部では例年お正月の2日は巨椋、3日は三川合流で新春探鳥会を実施してきましたが、今年は4日に草内(昨年は6日開催)を加えて3日連続で新春探鳥会を開催しました。
参加者が分散したためか、2日の巨椋、3日の三川合流とも従来より参加者が少なく、それぞれ約40名。草内もほぼ同数で、のべ約120名が参加されたわけです。中には3日連続参加の猛者(もさ)も数人…。いずれか2回参加した方もいらっしゃいました。
2日の巨椋には滋賀県に帰省中の北海道の方や京都観光ついでの台湾の方も参加者されました。台湾ではホオジロが見られないらしく、「ホオジロが見たい」とのご希望に応えるように、古川の堤防で雌雄がそろって出現。じっくり観察したり撮影しておられました。
3日の三川合流ではベニマシコが登場したほか、シメの100羽ほどの群れが地上で採餌していたり、カワアイサの数十羽の群れが川面を飛びました。
草内では、目当てのタゲリが見られなかったものの、ホオアカがじっくり観察できました。また、ノスリ、ハイタカ、ハヤブサ、そして最後にオオタカも出現して盛り上がりました。
3地点とも京都市以南の探鳥地なので、来年は市内での新春探鳥会を企画したいと考えております。