当支部では野鳥を観察して楽しむだけでなく、自然保護団体として野鳥を守るために、各種の調査・保護活動を実施しています。また、社会一般にバードウォッチングの楽しさや「愛鳥の心」を広めるために、さまざまな普及活動を展開しています。
調査保護活動
タカの渡り調査(岩間山)
ガンカモ調査(阿蘇海)
自主調査
- タカの渡り調査
- 岩間山を定点として、毎年9月~10月ほぼ毎日タカの渡りの調査が有志によって行われています。詳しくはこちら
- 巨椋鳥類生息調査
- 北陸新幹線の延伸に対応し、そのルートにある巨椋干拓地において、秋はシギ・チドリ類、冬は猛きん類の生息調査を実施しています。詳しくはこちら
- 桂川鳥類生息調査
- 嵐山から三川合流地点までを5区間に分け、各区間を年4~6回調査しています。詳しくはこちら
- 鴨川鳥類生息調査
- 冬期にユリカモメの生息数を調査するほか、春にはチドリ類の繁殖行動を調査しています。詳しくはこちら
- 宇治川鳥類生息調査
- 天ケ瀬ダム~観月橋の宇治川流域において、野鳥生息調査を年3回実施するほか、サギのコロニー調査、オオヨシキリ調査、ツバメのねぐら調査も行っています。詳しくはこちら
- 芦生鳥類生息調査
- 芦生の原生林において、年7回ラインセンサスによる鳥類生息調査を実施しています。
受託調査
- 野生鳥獣生息状況調査(京都府)
- 京都府内の各所で鳥類を中心とした環境調査を行っています。
- ガンカモ類の生息調査(京都府)
- 毎年1月中旬に、京都府全域で一斉にガンカモ類の個体数を調査しています。
保護活動
- 密猟防止活動
- 緑の指導員の活動に協力し、密猟防止対策合同パトロールに参加しています。
- 行政への対応
- 国(国交省、環境省)、京都府、京都市などの環境行政に対して、意見陳述や要望書の提出などさまざまな対応をしています。
普及活動
講師の派遣
京都環境フェスティバル
- 探鳥会の実施
- 当支部主催の探鳥会に一般の方も参加していただき、バードウォッチングの楽しさを体験していただいています。また、毎年バードウィークを中心に、参加費無料の府民探鳥会を開催しています。
- イベントへの出展
- 「京都環境フェスティバル」や「大阪自然史フェスティバル」などのイベントに出展して、一般の方々に楽しんでいただけるプログラムを展開しています。
- 講師の派遣
- 各種団体からの依頼にお応えし、野鳥観察会や勉強会に講師を派遣しています。
- メディアへの対応
- 新聞社やテレビ局などの問い合わせや取材に対応しています。