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ツリスガラ

①ツリスガラ(撮影:野村明)
生 態

かつては大陸から九州地方に渡ってくる冬鳥であったが、近年は西日本各地からの観察例が増加しており、生息域を拡大しつつある。
府内では、1985年以降毎年のように桂川、宇治川、木津川、巨椋、広沢池、野田川、久美浜湾などで観察されたが、近年は激減している。
いずれもアシ原に数羽~10数羽の小群で現れるが、春の渡りの途中と思われる4月の記録が多い。
国内で聞かれるのは地鳴きが多い。「チーチー」と細い声で何回も続けて鳴く(動画図鑑参照)。「チーチチイ」「ツチィー」とも聞こえる。

大きさ・体色
全長:11cm 雌雄別色
出現頻度
X:京都府内では見聞の機会がごく少ない(国内の他の地域ではその限りではない)
渡り区分
冬鳥:秋に京都府へ渡来して越冬し、春に渡り去る鳥
学 名
Remiz pendulinus
英 名
European Penduline Tit
ツリスガラ科
京都府RDB
月別記録回数(主に2000~2015年に報告された記録のみを月別に集計したもの)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
回数 3 1 6 1
動画図鑑
①ツリスガラ
②ツリスガラ
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