全国の山地に渡来し、おもにコルリの巣に托卵する夏鳥。 鳴き声が「十一、十一」と聞こえることからこの名がある(動画図鑑①参照)。 府内ではおおむね5月下旬になってから、コルリの生息地である芦生、八丁平、大江山などで例年声を聞く。 しかし、6~7月にも府内の各地で見聞されることから、他府県の場合と同様オオルリ、キビタキなどの巣にも托卵している可能性が考えられる。