MENU

サンコウチョウ

①サンコウチョウ♂(撮影:会員)
生 態

夏鳥として本州以南の平地から山地のよく茂った林に渡来する。
コバルトブルーのアイリングとオスの長い尾羽が特徴。
鳴き声を「月、日、星、ホイホイホイ」と聞きなすことから「三光鳥」と呼ばれる(動画図鑑①参照)。
府内では、低山の落葉広葉樹林またはスギ、ヒノキの人工樹林の、葉数の少ない細枝に巣をつくる。

大きさ・体色
全長:♂44.5cm ♀17.5cm 雌雄別色(メスは尾羽が短い)
出現頻度
〇:京都府内で見聞の機会が比較的多い
渡り区分
夏鳥:春に京都府へ渡来して繁殖し、秋に渡り去る鳥
学 名
Terpsiphone atrocaudata
英 名
Japanese Paradise Flycatcher
カササギヒタキ科
京都府RDB
月別記録回数(主に2000~2015年に報告された記録のみを月別に集計したもの)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
回数         39 40 12 1 4 1    
写真図鑑
②サンコウチョウ♀(撮影:野村明)
③サンコウチョウ♂(撮影:野村明)
動画図鑑
①サンコウチョウ(さえずり)(2012年7月10日・宇治白川)
鳥ビア

サッカーチームのマーク
上の解説文にもあるように、本種は「月日星ホイホイホイ」と鳴くことから命名されました。この鳥をシンボルマークにしているプロのサッカーチームがあります。
サッカー王国・静岡県のジュビロ磐田。しかも、そのマーク(左)には月と日と星も描かれています。採用の理由は、静岡県の県鳥がサンコウチョウだから。
 
ついでながら、鳥をシンボルにしているサッカーチームはけっこうあります。北から、コンサドーレ札幌(シマフクロウ)、ベガルタ仙台(イヌワシ)、アルビレックス新潟(ハクチョウ)、東京ベルディ(コンドル)、横浜マリノス(カモメ)、ファジアーノ岡山(キジ)、サガン鳥栖(カササギ)など。
実在の鳥ではないものの、わが京都サンガも鳳凰と不死鳥をマークやキャラクターに使っています。そもそも日本サッカー協会のシンボルマーク(上)が3本足のカラスです。

本サイトに掲載している野鳥などの画像および映像の著作権は撮影者に、テキストや調査データなどの著作権は当支部に帰属します。無断使用はお断りします。
Scroll Up