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オオソリハシシギ

①オオソリハシシギ(幼鳥)(撮影:野村明)
生 態

旅鳥として春秋に日本を通過するが、春の方が多い。
内陸部へ入ることは少なく、海岸や干潟で見ることが多い。
府内では3例の記録がある。
「ケッケッ」と鳴く。

大きさ・体色
全長:41cm 雌雄同色
出現頻度
X:京都府内では見聞の機会がごく少ない(国内の他の地域ではその限りではない)
渡り区分
旅鳥:春秋の渡り時期にのみ京都府へ立ち寄る鳥
学 名
Limosa lapponica
英 名
Bar-tailed Godwit
シギ科
京都府RDB
月別記録回数(主に2000~2015年に報告された記録のみを月別に集計したもの)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
回数     1     1     1      
写真図鑑
②オオソリハシシギ(幼鳥)(撮影:野村明)
③オオソリハシシギ(幼鳥)(撮影:野村明)
動画図鑑
①オオソリハシシギ
②オオソリハシシギ
鳥ビア

ノンストップで1万2千キロ

2007年にアメリカの研究機関が、アラスカで繁殖する数羽のオオソリハシシギに発信器を装着して追跡調査したところ、1羽の雌がニュージーランドまでの12,000kmを一気に渡ったそうです。

 

途中、水分や栄養分を補給した形跡はなく、ニュージーランドに到着した時は体重が半分以下に減っていたとのこと。これが鳥の無着陸飛行の最長記録で、要した時間は9日間。この間、飲まず・食わず・休まず、ひたすら飛び続けたわけです。

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