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ウズラ

①ウズラ♀(撮影:野村明)
生 態

全国的には漂鳥とされているが、京都府では草地、河川敷、休耕地などでごくまれに観察される。
主に接近した際の飛び立ちによる観察であるため、実際の生息状況を把握するのは難しい。
2021年3月28日に京田辺市で確認された。動画①はその際に撮影されたもの。

大きさ・体色
全長:20cm 雌雄別色
出現頻度
X:京都府内では見聞の機会がごく少ない(国内の他の地域ではその限りではない)
渡り区分
冬鳥または旅鳥
学 名
Coturnix coturnix
英 名
Japanese Quail
キジ科
京都府RDB
月別記録回数(主に2000~2015年に報告された記録のみを月別に集計したもの)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
回数 1 1 1 2 1     1   1 1  
写真図鑑
②ウズラ♀(撮影:野村明)
動画図鑑
①ウズラ(2021年3月28日・京田辺市)
鳥ビア

伏見区深草のシンボル
『千載和歌集』の選者として知られる藤原俊成が以下の歌を残しています。

夕されば 野辺の秋風身にしみて うづら鳴くなり 深草の里

この歌から、京都市伏見区深草はウズラの里として知られるようになりました。
また、鳴き声が「ご吉兆」と聞こえることから、縁起のいい鳥とされてきました。
伏見区の深草支所はウズラをシンボルとし、「吉兆くん」という名前のゆるキャラでアピールしています。
「吉兆くん」のウェブページはこちら

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