ゴイサギに似ているが、ササゴイは夏鳥として渡来し、本種だけで営巣・繁殖する。
ゴイサギに比べて数も少ない。川や水田で魚を捕る。
京都府内では桂川流域、宮津市内の神社で繁殖地が発見されている。
最近は山科川周辺や福知山市にコロニー(集団繁殖地)があり、繁殖している。
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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回数 | 1 | 3 | 14 | 16 | 18 | 21 | 11 | 3 | 1 |
釣りをする鳥
ササゴイはじっと動かずに待ち伏せて魚を捕食しますが、熊本の水前寺公園にいるササゴイは魚を釣って食べます。
パンや麩、クモ、カゲロウ、ミミズなどを水面に投げ入れ、それを食べようと近づいてくる魚を捕まえるのです。
この投げ餌釣りのほか、木の葉や羽毛を使ったフライフィッシングもするそうです。ミミズなどはそのままでササゴイの餌になるのですが、それで魚を釣った方が食べ応えがあることを知っているわけです。
釣りをするササゴイは水前寺公園だけではなく、日本各地、さらにアメリカのフロリダ、シンガポール、南アフリカでも観察されているそうです。