日本で最も小さい鳥の一つ(下段の「鳥ビア」参照)。
頭頂部に黄色い菊のような班があるためにこの名がある。
本州中部以北の亜高山帯の針葉樹林で繁殖し、京都府内には冬鳥として飛来する。
金属的な細い声で鳴き交わしながら、針葉樹の枝先でせわしなく採餌する。
カラ類、メジロ、コゲラなどと混群を形成することもある。
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
回数 | 18 | 12 | 5 | 8 | 15 |
最も軽い鳥と最も重い鳥
本種はミソサザイとともに「日本で最も小さい鳥」といわれています。体長も翼開長も10cm。最小の鳥=最軽量の鳥ともいえますが、キクイタダキの体重は3g、1円玉3個分です。
一方、日本で最も重い鳥はオオハクチョウで、体重8~12kg。
さらに、世界で最も軽い鳥はマメハチドリで2g。最も重い鳥はダチョウで150kg。飛べる鳥で最も重いのはアフリカオオノガンで22kg。
空気力学の理論上は、飛べる鳥の体重は22.7kgが限界とのこと。このアフリカオオノガンはギリギリというわけです。