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宇治川 大吉山(宇治市)

2015年10月から宇治川沿いの3コースで平日探鳥会を実施しています。その中から下流部+大吉山コースをご紹介します。お勧めの時期は冬です。

スタートは京阪宇治駅(地図①)。宇治橋とJR鉄橋の川中にはコガモやオカヨシガモがいるほか、岩場を注意深く観察するとイカルチドリやイソシギが見られます。カワセミが青い閃光(せんこう)を放って、橋脚に止まることもあります。
JR鉄橋をくぐって右岸を下流へ向かいましょう。京阪宇治駅の屋根でイソヒヨドリを見ることもあります。堤防を200mほど歩くと、大きな中州(地図②)が見えてきます。河川敷に降りて川面や中州をチェックしてください。キンクロハジロやホシハジロのほかにカワアイサがいるはずです。河川敷のブッシュにはオオジュリンやベニマシコが隠れています。空も要チェック、ミサゴが飛んでいるかもしれません。

水辺の鳥を堪能したら、山の鳥を探しに大吉山に向かいます。堤防を引き返して宇治橋東詰の信号を直進し、右手に川が見えてきたら川面をチェックしてください。カワアイサやヨシガモがいることがあります。
公衆トイレの手前を左折し、世界遺産・宇治上神社の参道を歩きます。途中、宇治神社(地図③)あたりではジョウビタキやシメが姿を見せてくれるでしょう。宇治上神社の裏山の大吉山(仏徳山)の遊歩道で最初に現れるのはシロハラ。カラ類の混群に遭遇することもあります。そして、遊歩道をちょうど半分くらいまで上って東屋が見えるあたり(地図④)、右手の斜面のやぶを注意深く観察すると、小さな鳥がチョロチョロしています。クロジです。アオジも混じっています。ルリビタキも時々現れます。

展望台にも東屋があり、散歩する人たちが設置した餌台にヤマガラが集まっています。そのおこぼれを狙って、クロジが来ることもあります。平等院や宇治市街を一望しながら休憩したら、来た道を引き返します。クロジやルリビタキにもう一度会えるかもしれません。

宇治川 大吉山(宇治市)詳細情報

おすすめ時期
11~3月
「京阪宇治」駅へのアクセス
京都市内から京阪電車で「淀屋橋・中之島」方面行きに乗車、「中書島」で宇治線に乗換、終点
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