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伊佐津川(舞鶴市)

伊佐津川は綾部市と舞鶴市にまたがる弥仙山(みせんさん)を源流とし、西舞鶴地区を環流して舞鶴湾へ流れる延長17.9kmの2級河川です。
伊佐津川探鳥会の集合場所は西舞鶴駅から約1.5kmの距離、国道27号線バス停近くの”西運動広場駐車場”に車を置くことができ、公衆トイレもあり最適です。これまで、ここを出発点として”上流・境谷橋で引き返す”、”下流・高砂橋から五老ケ岳”、”下流・匂崎公園”の3コースで探鳥会を実施してきました。

“上流・境谷橋で引き返す”コースは、11月からの冬鳥シーズンに行い、コガモやコサギの集団、マガモ、カワアイサ、ダイサギなどを見ることができます。川岸の歩行者専用道路を歩くとホオジロ、ムクドリ、モズ、イソヒヨドリなどがよく見られます。

“下流・高砂橋から五老ケ岳”コースは、5月からの夏鳥シーズンに行います。集合場所すぐ下の相生橋下にイワツバメが30個ほど営巣し、100mほど下流の高砂橋を渡った神社上の大木にはアオサギのコロニーがあり、20個ほどの巣を見ることができます。これを越して、五老ケ岳ロータリーの道(登山道)を登れば、キビタキ、オオルリ、クロツグミなどのさえずりを聞くことができます。301mの山頂に登れば近畿百景1位の景色を見ることができ、建屋の裏側にはコシアカツバメが5個ほど営巣しています。

“下流・匂崎公園”コースは、11~12月の冬鳥シーズンに行います。集合場所から左岸を下流に進むと、川の中州にウミネコ、セグロカモメなどが羽を休め、浅瀬で水浴びをするものも多数見ることができます。カルガモ、ヒドリガモ、ヨシガモなどが餌取りをし、アオサギ、ダイサギ、コサギがあちこちに見られ、最近オオバンがよく現れるようになりました。またカワウの羽乾かしを近くで見ることができ、岸辺にはイソシギ、イカルチドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイなどが動きまわります。
高砂橋を渡って右岸を行くとホシハジロ、キンクロハジロの群れがあちこちに浮かび、上空をミサゴが飛びまわり、ダイビングして魚を持ち運ぶこともあります。カンムリカイツブリが2~3羽現われ水中へもぐって魚を捕り、水面で食べるのも見られます。川岸ではカワセミがダイビングして餌取りに励みます。大和橋を越えた左岸には京都府漁協が連なり、大きな建屋の屋根上にアオサギ、セグロセキレイ、トビ、カラスなどがずらりと並びます。漁協の漁師たちが沖で取ったものの売り物にならない魚を捨てるときは、カラス、トビ、ウミネコ、セグロカモメが50羽以上集まり争奪戦を行います。

この先に匂崎公園があり、標高差100mの坂道を登ると、展望台からは舞鶴西港が見渡せ、舞鶴国際ふ頭が眼下にあります。近くにメジロ、ヤマガラ、エナガ、ウソ、キジバトなどの山の鳥が現われ、トビ、カラスが集団休息所としてよく鳴き、飛び回ります。  匂崎公園はトイレもあり、秋は樹木の紅葉とツワブキの花があちこちに植えられており、常に整備された美しい公園です。ここから伊佐津川の野鳥を見ながら引き返すと、ちょうど昼前に西運動広場駐車場へ戻り、鳥合わせをして解散することができます。

【探鳥は1年を通して可能】

伊佐津川(舞鶴市)詳細情報

おすすめ時期
テストおすすめ時期
西運動広場駐車場へのアクセス
京都交通バス舞鶴本線「税務署前(日星高校前)」バス停から徒歩5分。駐車場(100台)あり。
宿泊・休憩施設
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