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比叡山(京都市左京区、大津市 夏季編)

比叡山は、京都市北東に位置する標高848m、平安の都を鎮護する天台仏教の聖地・延暦寺があり、寺域一帯約830万㎡が天然記念物鳥類繁殖地に指定されています。

 

今回は、京都支部の定例探鳥会のコースに沿ってご案内しましょう。叡山電車、叡山ケーブルを乗り継いで、ケーブル「比叡」駅に着くと比叡山7合目、標高700m近くになります。ここから雲母越え(きららごえ)と呼ばれる京都から延暦寺を結ぶ古道を歩きます。混合林の中のよく整備された道を進むと、スキー場跡に出ます。スキーリフトなどの施設もそのまま残されていて、草原からホオジロの声が聞こえてきます。

 

リフト横の斜面を登ると北方の展望が開け、周囲は落葉広葉樹林となります。この辺りからキビタキ、オオルリ、クロツグミ、センダイムシクイの声がにぎやかになり、杜鵑類の声も混じって思わず足を止めてしまいます。石仏・石塔の並ぶつつじヶ丘展望台では5月頃、ツツジの群生が眼下に咲き揃い、大原や北山の山並みが見渡せます。

つつじヶ丘展望台付近

比叡山山頂(大比叡三角点、四明ヶ嶽「ガーデンミュージアム比叡」)への山道を右に見て少し下ると、「国家鎮護」の石碑が建つ分岐に着きます。左に行くと釈迦堂へ、そのまま進むと山王院、根本中堂へと続きます。 ドライブウエイの陸橋を渡ると山王院、スギ、ヒノキの大木から視線を下ろすと、「天然記念物比叡山鳥類繁殖地」の石碑が立っています。ここから浄土院に向かって石段を下ります。この辺りでキバシリの姿が、また浄土院周辺では、キセキレイが見られます。

 

浄土院に下る石段

釈迦堂への道は、右に分かれる山道(東海自然歩道)に入ります。そのまま進むと参拝客と見なされ拝観料が必要です。釈迦堂には日本野鳥の会京都支部初代支部長川村多実二氏の歌碑も建てられています。
釈迦堂を往復し、西塔駐車場からドライブウエイを渡った向かい側にチェーンの張った林道があります。ここに入りT字路を左に進むと、先述の「国家鎮護」の石碑のある雲母越えへと道がつながっています。この辺りは西向きに視界が開け、まれにクマタカが見られます。なおコース途中のトイレは、釈迦堂、西塔駐車場にあります。

*地図・画像はクリックすると大きく表示されます。

比叡山(京都市左京区、大津市 夏季編)詳細情報


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