身近な冬鳥とアオバト、猛禽 桃山丘陵
【概況・環境】
桃山丘陵は京都市伏見区の伏見桃山城から伏見桃山陵あたりを指します。伏見桃山陵周辺は常緑広葉樹や杉林がうっそうと繁る環境で、一方、伏見桃山城運動公園とそれに隣接する北堀公園のエリアは公園的な整備がされており、オープンスペースや落葉樹も多く明るい環境と対照的です。
【鳥相】
留鳥のカラ類のほか、冬になると、ツグミ類、ルリビタキ、ジョウビタキ、アトリ類、アオジのほか、オオタカ、ハイタカ、ノスリなどの猛禽がやってきます。このほか、アオバトも見られます。
【コース】
1.丹波橋駅から桓武天皇陵を経て伏見桃山陵まで
京阪電車または近鉄電車「丹波橋」駅から東へ向かい、国道24号線の歩道橋のある交差点を渡り緩い坂を登ると桓武天皇陵への参道入り口に到着。桓武天皇陵から小道を南下し伏見桃山陵方面に向かいます。
御陵前は広場となっていて、冬は陵墓の上空にノスリやオオタカなどの猛禽がよく現れ、アオバトが飛ぶこともあります。
2.伏見桃山城運動公園と北堀公園
桓武天皇陵から伏見桃山陵方面に向う道の途中で左に曲がれば右へ曲がれば、すぐに駐車場のゲートが見えてきます。「伏見桃山城キャッスルランド」の跡地に整備されたのが「伏見桃山城運動公園」ですが天守(周囲は立ち入り禁止)とその周辺は以前の面影が残っています。
野球場に沿って東に向かうと北堀公園の入口があります、公園の中は周遊路になっていて一巡りしてもよいでしょう。運が良ければレンジャクも見られます。
(2024年4月更新)