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桃山御陵(京都市伏見区)

冬鳥がひととおり見られて、通っているうちに運がよければ、意外な出会いもある…。そんなフィールドを紹介いたします。

稲荷山から南に少し離れて、伏見桃山城から伏見桃山陵あたりまでを一般に”桃山丘陵”と呼びます。伏見桃山陵周辺は常緑広葉樹や杉林がうっそうと繁る環境で、一方、伏見桃山城運動公園とそれに隣接する北堀公園のエリアは公園的な整備がされており、オープンスペースや落葉樹も多く明るい環境と対照的です。京都支部は、2014年からこの2 つのエリアを結ぶコースで探鳥会を開催しています。コースは、ほとんどが歩道で自動車を気にせず歩けます。

 

伏見桃山陵

①丹波橋駅から桓武天皇陵を経て伏見桃山陵まで
京阪電車または近鉄電車「丹波橋」駅から東へ向かい、国道24 号線の歩道橋のある交差点を渡り緩い坂を登ると桓武天皇陵への参道入り口に到着。ここから探鳥が始まります。
参道の両側の茂みや、林床を探ってみましょう。桓武天皇陵から小道を南下し伏見桃山陵方面に向かいます。しばらく行くと、伏見桃山城の駐車場に向かう道と交差しますが、ここではそのまま進みます。
道を渡ると左側の木の間から小さい池が見えます。名前を”治部池”といい、このコースで唯一の水鳥のポイント。カモ類がひっそりと隠れていますが、トモエガモがいたこともあるので注意を。ここからしばらくはよく繁った常緑樹の森で、梢にはヒガラ、キクイタダキ、林床にはトラツグミが出ることもあります。
広い参道に出たら左折して、伏見桃山陵(明治天皇陵)に向かいます。御陵前は広場となっていて、冬は陵墓の上空にノスリやオオタカなどの猛禽がよく現れ、アオバトが飛ぶことも。南側は巨椋池方面の見晴らしがよく、天気が良ければ大阪のビル街も望むことができるでしょう。

 

②伏見桃山城運動公園と北堀公園

桃山城

先ほどの城に向かう道まで戻り、右へ曲がれば、すぐに駐車場のゲートが見えてきます。”伏見桃山城キャッスルランド”は2003年に閉園し、跡地は”伏見桃山城運動公園”になりました。遊具やプールのあったあたりは球技場になり、天守(内部には入れない)とその周辺は以前の面影が残っています。桜の木もたくさん残っていてウソが来ることがあります。
天守前からは東側と南側の視界が開けます、9 月の中下旬頃にはハチクマやサシバの渡りも観察できるところです。野球場に沿って東に向かうと北堀公園の入口があります、公園の中は周遊路になっていて一巡りしてもよいでしょう。ここもトラツグミやルリビタキが期待できるところです。春秋の渡りの時期にはキビタキやコサメビタキもよく見られます。
なおトイレは、伏見桃山陵、伏見桃山城運動公園、北堀公園にあります。

桃山御陵(京都市伏見区)詳細情報

おすすめ時期
11月~3月
「伏見桃山陵周辺」へのアクセス
京阪電車本線「丹波橋」・近鉄京都線「近鉄丹波橋」下車。または京阪電車宇治線「桃山南口」下車。JR 奈良線「桃山」下車。
車の場合は、伏見桃山城運動公園、北堀公園に駐車場あり。(有料)
本サイトに掲載している野鳥などの画像および映像の著作権は撮影者に、テキストや調査データなどの著作権は当支部に帰属します。無断使用はお断りします。
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