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府立笠置山自然公園(笠置町)

府立笠置山自然公園(通称:笠置山)は、笠置町の木津川左岸にそびえる標高288mの山で、広葉樹に覆われた山域は、鎌倉幕府滅亡の端緒となった元弘の変の戦跡として知られています。
また京都府立自然公園に指定され、京都の自然200選(歴史的自然環境部門)にも選ばれています。

 

JR笠置駅前の商店街を東に進むと、府道笠置・柳生線に突きあたり、右に曲がると左手に笠置山登山口が見えます。車道に沿っても行けますが、右の笠置山古道を登ります。
東海自然歩道にもなっていて、照葉樹の茂る山道を少し登ると、階段状の道から登山口で分かれた車道に出ます。車道を越えて少し下ると笠置山有料駐車場があります。

 

正面の階段を上ると笠置寺山門に着き、左へ進むと受付があります。拝観料を納めて矢印に従って行場巡りをしましょう。修行場入り口にはトイレもあります。「大磨崖仏(巨石に仏像を彫刻したもの)」を見上げたり、岩の間をくぐり抜ける「胎内くぐり」をしながら、広葉樹に覆われた山腹を下ると、木津川が眼下に見えてきます。ここから案内に沿って登ると、ゆるぎ石、平等石、蟻の戸わたりと岩場が続きます。

 

二の丸跡を過ぎて、尾根に沿った山道を少し登ると、道は2つに分れます。左に行くと、元弘の変で後醍醐天皇が籠城したときの行在所入口に出て、階段を上ると笠置山山頂の行在所跡に着きます。右に進むと貝吹岩で、気持ちのよい広場になっていて、笠置町、木津川が望めます。貝吹岩を後に山道を下ると宝蔵坊跡、辺りはカエデ、サクラが植えられ、春はサクラ、秋は紅葉で彩られます。
ここにもトイレが整備されています。さらに順路に従って歩くと、大師堂前を通り、修行場入り口に戻れます。ゆっくり歩いて1時間足らずのコースです。

 

春は夏鳥の渡来に始まり、ヤブサメ、センダイムシクイ、クロツグミ、キビタキ、オオルリ、そしてホトトギス類が見聞きできます。なお、修行場として断崖など危険箇所もありますので、進入禁止のワイヤーから先へは行かないでください
秋が深まり、冬鳥の渡来とともに、山は紅葉に彩られ、ハイカーで賑わいます。冬も積雪はあまりなく、シロハラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、アトリ、マヒワ、アオジなど冬鳥を訪ねて歩くのも一興でしょう。春先にウソが見られるのもここならではです。

府立笠置山自然公園(笠置町)詳細情報

おすすめ時期
10~6月(夏の7・8・9月以外)
【笠置山へのアクセス】
JR関西本線「笠置」下車。
「笠置」駅前から笠置山往復、徒歩約7km、ゆっくり歩いて4時間。
笠置寺入山拝観料:300円
注意事項
修行場として断崖など危険箇所もありますので、進入禁止のワイヤーから先へは行かないでください。
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