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セグロカモメ

①セグロカモメ(成鳥冬羽)(2014年3月8日・舞鶴 伊佐津川)(撮影:竹野功璽)
生 態

京都府には冬鳥として、主に日本海側に渡来する大型のカモメ。
ウミネコの群れに混じって行動していることが多く、冬期普通に見られる。
時には、淀 川水系に沿って京都市内など内陸部に飛来することもある。

大きさ・体色
全長:61cm 雌雄同色
出現頻度
◎:京都府内で普通に見聞される
渡り区分
冬鳥:秋に京都府へ渡来して越冬し、春に渡り去る鳥
学 名
Larus argentatus
英 名
Herring Gull
カモメ科
探鳥会月別出現確率(2000~2014年の探鳥会での出現率を月別に示したもの・例…0.3は30%)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
確率 0.1 0.1 0.0 0.0     0.0     0.0 0.2 0.0
写真図鑑
②セグロカモメ(第4回冬羽)(2015年1月18日・舞鶴 伊佐津川)(撮影:竹野功璽)
③セグロカモメ(第1回冬羽)(2009年4月5日・鴨川七条)(撮影:会員)
動画図鑑
①セグロカモメ
鳥ビア

映画『鳥』
鳥が主役の映画といえば、ヒッチコックの『鳥』。鳥の大群が人間を襲うという恐怖映画ですが、原作は実際にイギリスで起きた事件を題材にしているそうです。
映画の中では、カラスに襲われてガソリンスタンドが火の海になったり、鳥から家族を守るためにドアや窓を閉めると煙突から大量のスズメが侵入したり、恐怖のシーンが続きます。
 
無数のカモメに占拠された街を捨て、人間が出ていくという結末。舞台はサンフランシスコですから、ラストシーンに登場するのはカリフォルニアカモメですが、日本でいえばセグロカモメでしょうか。
ヒッチコック監督は、「これがワシとかタカといった猛禽類だったら、映画化はしなかっただろう」と語っています。身近な鳥がある日突然人間を襲うから恐怖感が高まるということでしょう。

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