全国的には夏鳥として扱われているが、西日本以南の太平洋側ではかなりの個体が越冬している。
府南部では周年生息しており、北部では冬期に姿を消す。
繁殖期は河川敷の砂礫地や中州、造成地などで営巣し(写真図鑑③および動画図鑑②は交尾)、夏以降は水を抜いた貯水池や河川の浅い水際などで数羽~10数羽の小群で生息する。
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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確率 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.2 | 0.0 | 0.0 |
千鳥足
酔っぱらった人の歩き方を「千鳥足」といいますが、その由来には三つの説があります。
一つは足指説。他の鳥の足指は4本(後ろに第1趾が1本、前に第2~第4趾が3本)ですが、多くのチドリは第1趾が退化して前の3本しかないためフラフラ歩く、というもの。
もう一つは、左右の足を交差させて歩くからという説。確かに、よく観察すると、ゆっくり歩くときや方向を変えるときには足が交差しています。
もう一つは、左右にジグザグに歩くからという説。
足指説は、そのためにフラフラ歩いているようには見えないので「?」ですが、交差説とジグザグ説はどちらも当たっているように見えます。昔の人は両方の意味で「千鳥足」と名づけたのかも知れません。