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オオワシ

①オオワシ(撮影:会員)
生 態

冬期に主に北海道に渡来し、海岸や湖沼、河口などに生息する。
滋賀県琵琶湖岸には毎冬飛来するが、京都府内で観察されることは極めて少ない。
地域を定めず国の天然記念物に指定されている。

大きさ・体色
全長:♂88cm・♀102cm 翼開長:220~245cm
出現頻度
X:京都府内では見聞の機会がごく少ない(国内の他の地域ではその限りではない)
渡り区分
迷鳥:本来の生息地や渡りルートから外れて京都府に渡来した鳥
学 名
Haliaeetus pelagicus
英 名
Steller's Sea Eagle
タカ科
月別記録回数(主に2000~2015年に報告された記録のみを月別に集計したもの)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
回数 1                      
写真図鑑
②オオワシ(撮影:会員)
③オオワシ(撮影:野村明)
動画図鑑
①オオワシ
②オオワシ
鳥ビア

ゴルフと鳥
ゴルフにはよく鳥が登場します。まず、規定打数(パー)より1打少ないスコアはBirdie(バーディー…小鳥)。これは、1903年にあるゴルファーが相手のよく飛ぶショットを「小鳥のようだ」と表現したのが始まりだそうです。
 
さらに、2打少ないスコアを、小鳥よりもよく飛ぶという意味からEagleと呼びます。「ワシ」と名が付く鳥で京都府で記録されたことがあるのは、イヌワシ、オジロワシ、オオワシ、カタシロワシの4種。「よく飛ぶ」という意味では、はるばるカムチャッカ半島方面から飛んでくるオオワシが当てはまりそうです。
 
さらに、1921年、後に「球聖」と呼ばれるボビー・ジョーンズが規定打数より3打少ないという前代未聞のスコアを出した時、ワシよりもよく飛ぶところからAlbatross(アルバトロス…アホウドリ)と命名されました。名付け親は、ジョーンズに負けた相手。
確かに、ワシよりもアホウドリの方がよく飛ぶようですが、残念ながら京都府では現在のところ確認されていません。

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