オオハシシギ
①オオハシシギ(撮影:井口宏)
生 態
春秋に日本に現れるまれな旅鳥だが、時々越冬する個体もいる。
淡水を好むシギで、水田、湿地、泥質の浅い水辺などで見られる。
府内では、巨椋干拓地で2例、久美浜湾で1例記録されている。
2020年12月に八幡市の池で確認された。写真①と動画①はその際に撮影されたもの。
また2021年春の渡りの時季には巨椋干拓地で通過中と思われる夏羽の個体も確認された(動画②参照)。
大きさ・体色
全長:29cm 雌雄同色
出現頻度
X:京都府内では見聞の機会がごく少ない(国内の他の地域ではその限りではない)
渡り区分
迷鳥:本来の生息地や渡りルートから外れて京都府に渡来した鳥
学 名
Limnodromus scolopaceus
英 名
Long-billed Dowitcher
科
シギ科
月別記録回数(主に2000~2015年に報告された記録のみを月別に集計したもの)
月 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
回数 |
|
|
|
|
|
|
|
1 |
1 |
|
|
2 |
写真図鑑
動画図鑑
①オオハシシギ(2020年12月13日・八幡市)
②オオハシシギ(夏羽・2021年4月27日・巨椋干拓地)