オオジシギ
①オオジシギ(2012年9月15日・巨椋干拓地)(撮影:野村明)
生 態
世界的には、日本の本州中部地方以北と北海道だけで繁殖する夏鳥である。
繁殖期には、「ズビヤク、ズビヤク、ガガガガ~」という声で鳴きながら、ディプレイフライトを行う(動画図鑑①参照)。
西日本では春秋の渡り時期に立ち寄るだけの旅鳥。
府内では、3月下旬~4月下旬および8月中旬~9月中旬にかけて、主に南部の田の畦や休耕田、浅い河川の泥質地などで観察される。
動画図鑑②は8月下旬に巨椋干拓地で撮影された幼鳥。
大きさ・体色
全長:30cm 雌雄同色
出現頻度
△:京都府内では見聞の機会が少ない
渡り区分
旅鳥:春秋の渡り時期にのみ京都府へ立ち寄る鳥
学 名
Gallinago hardwickii
英 名
Latham's Snipe
科
シギ科
京都府RDB
月別記録回数(主に2000~2015年に報告された記録のみを月別に集計したもの)
月 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
回数 |
|
|
|
1 |
|
|
2 |
7 |
2 |
|
|
|
写真図鑑
③オオジシギ(ディスプレイフライト)(撮影:会員)
動画図鑑
①オオジシギ(声・ディスプレイフライト)
②オオジシギ幼鳥(2018年8月26日・巨椋)