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ウグイス

①ウグイス(撮影:会員)
生 態

京都府内では平地から山地にいたる全域に生息する。
林の中のササ藪、雑木林や河川敷の茂みなどでも繁殖する。
「ホーホケキョ」とさえずるほか「チャ、チャ、チャ」と鳴くが(動画図鑑参照)、声をよく聞く割に姿はあまり見られない。
冬期は単独で暮らし、市街地の庭先や公園の植え込みなどにもやってくる。

大きさ・体色
全長:14~15.5cm 雌雄同色
出現頻度
◎:京都府内で普通に見聞される
渡り区分
留鳥:年間を通して京都府内に生息している鳥
学 名
Cettia diphone
英 名
Japanese Bush Warbler
ウグイス科
探鳥会月別出現確率(2000~2014年の探鳥会での出現率を月別に示したもの・例…0.3は30%)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
確率 0.7 0.7 0.9 0.8 0.8 0.7 0.4 0.3 0.2 0.3 0.8 0.9
写真図鑑
②ウグイス(撮影:野村明)
③ウグイス(撮影:野村明)
動画図鑑
①ウグイス(地鳴きとさえずり)(2005年2月15日・京都御苑/2002年4月29日・芦生)
②ウグイス(さえずり)
鳥ビア

トム・クルーズとウグイスの糞
ウグイスの糞には加水分解酵素が含まれているため、昔から和服のシミ抜き、肌の美白、美顔、ニキビ治療などに使われてきました。現在も「うぐいすの粉」という商品名(右)で製造販売されています(現在は製造中止)。
そのメーカーのホームページによると、「現在はウグイスが捕獲禁止のため、またワシントン条約によって輸入もできないため、近種の野鳥を適法に輸入して製品化しています(要約)」とのこと。その近種の野鳥とはソウシチョウのことのようです。
 
意外なことに、人気俳優のトム・クルーズは、ウグイスの糞と米ぬかを混ぜた高級なフェイシャルマスクトリートメントを受けているらしいです。「以前とは格段に違う」と大いに気に入っているそうです。

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