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ツバメ

①ツバメ(撮影:会員)
生 態

ほぼ全国で繁殖する夏鳥で、府内へは早いものは3月上旬に渡来するが、平均すると3月20日過ぎに前年の巣に戻ってくる。
京都市伏見区の宇治川左岸に広がるアシ原に集団ネグラが形成され、ピークとなる8月初旬には数万羽のツバメが集結する。この一帯のアシの永続的な保全が望まれる。
早朝に一斉に飛び立ち、夕暮に一斉にネグラ入りするシーンは壮観(動画図鑑①②参照)。
府内では越冬個体が観察されるが、羽数は多くない。

大きさ・体色
全長:17cm 雌雄同色 
出現頻度
◎:京都府内で普通に見聞される
渡り区分
夏鳥:春に京都府へ渡来して繁殖し、秋に渡り去る鳥
学 名
Hirundo rustica
英 名
Barn swallow
ツバメ科
探鳥会月別出現確率(2000~2014年の探鳥会での出現率を月別に示したもの・例…0.3は30%)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
確率 0.0 0.0 0.4 0.9 0.9 0.9 1.0 1.0 0.8 0.3   0.0
動画図鑑
①ツバメ(早朝のネグラ立ち)(2012年8月5日・宇治川観月橋)
②ツバメ(夕方のネグラ入り)(2012年8月3日・宇治川観月橋)
鳥ビア

若いツバメ
女性にとって年下の愛人を「若いツバメ」と表現しますが、その由来をご紹介しましょう。
日本の女性解放運動をリードした平塚らいちょうが若い画家と親しくなり、グループの中で問題になりました。気の弱いその画家は自分をツバメに例えて、「池の中で水鳥たちが仲良く遊んでいるところに、一羽の若いツバメが飛んできて大騒ぎになりました。池の平和のために若いツバメは飛び去ります」という手紙を残して実家に帰りました。
 
平塚らいちょうは「ツバメなら春になれば帰ってくるでしょう」と返信し、彼を呼び戻して二人は共同生活を始めたとか。平塚は先進的な考えを持つ女性でしたから、事実婚を実践したのでしょう。この一件以来、年下の男性の愛人を「若いツバメ」と呼ぶようになったそうです。
なお、「らいちょう」は「雷鳥」とも書きます。気高く美しいライチョウに憧れてペンネームにしたようです。ライチョウとツバメが恋人になったわけですね。&n

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