全国的には漂鳥。
京都府内でも厳冬期に観察されることはまれで、多くは暖地に移動するものと思われる。
夏は府内全域の水田や草原に生息し、「ヒッ、ヒッ、ヒッ」と鳴きながら飛び、下降するときは「チャッ、チャッ、チャッ」と声が変わる(動画図鑑①②参照)。
2本の草の茎に両足を開いて止まることがある。
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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確率 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.4 | 0.2 | 0.0 | 0.0 |
日本で最も多妻な鳥
世界に生息する野鳥の9割が一夫一妻制といわれています。ただし、人間のように終生同じペアの一夫一妻制もあれば、毎年相手を変える一夫一妻制もあり、夫婦円満の象徴であるオシドリもこのタイプ。また、タマシギのように一妻多夫制の鳥もいます。
一夫多妻制の鳥もたくさんいいて、日本で最も多妻な鳥はセッカ。ある調査では1羽のオスが11羽のメスとつがいになったそうです。
そのオスは18個の巣を作ってメスに求愛したそうですから、打率は6割。多くのセッカがこうした一夫多妻である一方、メスを1羽も獲得できないオスも3割ほどいるそうです。
ちなみに、人間世界の一夫多妻制では、ケニアに120人の女性と結婚した男性がいるそうです。