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稲荷山周辺(京都市伏見区)

稲荷神社の総本宮で、外国人に人気の観光地ナンバー1を誇る伏見稲荷大社ですが、その境内と背後に控える稲荷山は、手軽な探鳥地としても、よいところです。環境的には常緑広葉樹や杉林が中心ですが、池や渓流もあり、環境も変化に富んでいます。

 

ただ、数年前から境内の整備が進行中です。また多くの木がナラ枯れに侵されて、鬱蒼とした森が随分明るい森になりつつあり、観察ポイントがなくなってしまったところもあります。落ち着いた環境に戻るのには、しばらくかかるかも知れません。さらには、外国人観光客の急増で一年中人があふれる状況になりました。

 

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野鳥観察に適するのは主に冬場ですが、春・秋の渡りの時期も面白いです。冬場は一般的な冬鳥がひととおり見られるほか、トラツグミやクロジがみられることもあります。渡りの時期には、オオルリ、キビタキ、サメビタキ属やムシクイ類、大型ツグミ類がいることもあります。

さて、稲荷山全体となると、かなり範囲が広くなるので、アクセスしやすいところに絞って、エリアごとに紹介いたします。

 

 

 

1 伏見稲荷大社本殿周辺
京阪電車「伏見稲荷」駅またはJR奈良線「稲荷」駅で下車し、東に歩くと伏見稲荷大社の境内に着きます。本殿の東側一帯は森で、千本鳥居の参詣路が縦横に走っていますが、鳥居のトンネルの中で鳥は見られません。
本殿の左手の奥にある池(八島ヶ池)から神田にかけての一帯と、奥社奉拝所に向かう参詣路の南側が、観察ポイントです。池には、冬場はマガモが数羽いるほか、カワセミも時々現れます。両方ともこの上流にある熊鷹社の新池と行ったり来たりしているようです。

 

2 四ッ辻~荒神峰~東山トレイル
四ッ辻までは、通常の登山道を登ります。四ッ辻で名前の通り三方向に道は分かれます。右に進めば一ノ峰(稲荷山山頂)ですが、ここは左手の道を荒神峰に向かいます。荒神峰で展望を楽しんだあとは尾根道を進みますが、この道は明るい林が多いです。春の渡りの時期が面白いところで、オオルリ、キビタキ、センダイムシクイがよく見られます。その他にも、意外な出会いがあるかもしれません。季節は違いますがウソが出たこともあります。

 

3 その他
他にも四ッ辻から御膳谷に下るコース、南谷から一の峰(稲荷山山頂)に登るコースなどもありますが、道が複雑に入り組んでいるので、初めての場合はきちんとした地図を用意した方がよいでしょう。
なお公衆トイレは、伏見稲荷大社境内に数か所ありますが、稲荷山の登山道に入るとありませんので、ご注意を。

稲荷山周辺(京都市伏見区)詳細情報

おすすめ時期
11~5月
稲荷山へのアクセス
①京阪電車本線「伏見稲荷」下車。
②JR西日本奈良線「稲荷」下車。
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